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文通

中学生の頃に見ていた子供の科学で、
文通欄を見つけて文通をはじめました。
3回ぐらい手紙が行き来して終わりましたから、
はじめたというにはあたらないですね。

むかしすぎて薄ら覚えしかありません、
相手は同じ歳の男の子で宮城県の子でした。
私は島根の田舎の子です、
相手も多分宮城の田舎の子だったと思います。

ラジオの組み立てに熱心でした、
あの部品がないとか、この部品が欲しいとか書いてました、
私も田舎にいる貧乏な子ですから、
相手の希望を叶えさせることはできません。

送ってもらったラジオの配線図、
これが鉛筆で書いてありました。
私は配線図を見て理解できるわけではありません、
その頃の本には「実態配線図」がよく載っていました、
コンデンサー、抵抗器、真空管のソケットなどを、
ビニール線で繋いでゆく様子を、
絵で描かれていてハンダ付けをする場所が
分かり易く載っていました、中学生でも出来るわけです。
本格的な配線図の理解は無かったのです、
そういったことで文通は長続きはしませんでした。

高校を卒業して大阪に出た時に見つけた、
「灯(ともしび)」という雑誌にも文通欄がありました。
恋に恋する文学少年少女が見ていた抒情文芸誌です、
(私もその一人でしたが・・)
ここの文通欄で知り合ったのは雪国新潟の女性です。
この文通も3往復ぐらいで終わりました。

いま盛んにメールの交換をしています、
現代版の文通だなぁ~と日ごろから思っています。



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# by grand-ant | 2005-09-29 06:10 | 想い出

三瓶りんご

りんごと聞けば「青森」が浮かびます、
この頃は「長野」も浮かぶようになりました。

りんごはどこでも出来るようです、
大阪と奈良の境にある生駒山系のふもとにある
「のどか村」でも作っています。
ベランダでも出来る「姫リンゴ」もあります。

私が子供の頃のリンゴは酸っぱいものが多かったですが、
この頃は酸っぱいりんごは少ない気がします。

十数年前から毎初冬に送ってもらっているリンゴが、
「三瓶りんご」です。
甘味も十分でとても気に入っています。

三瓶でとれるから「三瓶りんご」ですが、
つがる・陽光・ふじなどの品種があります

何年前でしたか18~20個入りの箱を、
4軒から頂いて傷む前に食べようと思いましたが、
ご近所にお分けしたりで苦心しました。

りんごをラップで包んで冷蔵庫に入れておくと長持ちします。
りんごは自身から不思議なガスを発します、
柿と一緒においておくと柿の熟しが早まります、
みかんと一緒においておくとみかんの傷みが早まります?
バナナも同じです、バナナは別に置いておくほうがいいです。
じゃがいもと一緒においておくと、
じゃがいもの発芽を遅めます(抑えます)。

食べきれないほどのじゃがいもがありましたら、
ぜひりんごと一緒に箱に入れて置いてください。

この数年は島根以外の人には、
お歳暮に「三瓶りんご」をお送りして、
好評?の言葉を頂いています。
# by grand-ant | 2005-09-28 05:49

三瓶(さんべ)山

島根では知られた三瓶山ですが、
全国的にはあまり知られていないような気がします。
この日記に何度か書きました、高さ1126mで島根の最高峰です。

山陰には全国的に有名な大山(だいせん)があります、
高さは1731m、山陰だけでなく中国地方の最高峰です。
スキーツアー、登山ツアー、温泉ツアーと、
旅行のパンフレットによく登場します。

三瓶山はそれよりずーっと控えめで地味な存在です、
景観も大山に比べると迫力には欠けますが、
温泉もあります、スキー場もあります、
関西からは大山に比べて遠い事が関係していると思います。

山頂が4~5つあります、男三瓶、女三瓶、子三瓶、孫三瓶、
一番高いのが男三瓶です。
どの山頂も立ち木も少なく見通しはいいです。
晴れた日には日本海の沖に浮かぶ隠岐の島が見えるそうです。
私はまだ山頂までは登っていません、
いつか必ず登りたいです。(2008年11月2日 男三瓶に登頂)

山の裾野が平原状に広がり、西の原、東の原、北の原があります。
私たちが遠足で行っていたのは西の原です。
ここでお弁当を広げて食べていました。

この西の原は牛の放牧場でもありました。
乳牛独得の白地にひょうたん柄の模様がありました。

一昨年訪れた時は遊覧用の馬が客待ちをしていました、
今日はその時の写真を貼り付けて見ました。

なだらかな山の斜面は冬にはスキーに適しています、
スキー場として開発されているのは東の原です。
このスキー場は近年利用者が減り、
開店休業の状態が長く続いていると聞きました。

愛媛県には三瓶(みかめ)町というところがあります、
漢字は同じですが読み方が違います。

三瓶(さんべ)山_d0007663_5372727.jpg
三瓶(さんべ)山_d0007663_538878.jpg

# by grand-ant | 2005-09-27 05:33 | 四季

ご飯つぶ

白いご飯はそのままでも、
おにぎりにしてもどちらも美味しいですね。

お茶碗から一粒二粒こぼれても、
「もったいない!」と言われ拾ってたべていました。

教室で一緒に食事をしながら先生から聞かされました、
「一粒のご飯はきれいなものです」が、
同じ「一粒でも汚く感じることがある」と、

たまたま通りかかった家の排水口から、
流れ出ている排水の中に白いご飯粒が一つ二つあれば、
その家の台所が想像できます。
台所は多分汚いですよ、その家の実情がそこに表れている、と

山道を歩いていて喉が渇いてきました、一軒の家に寄って、
すみません一杯水を頂けませんか、とお願いして、
ありがたく貰ったコップの水ですが、
コップの水の底にご飯粒が一つあったらどう感じますか、
きれいなご飯粒でしょうが飲む気にはなれませんね。

コップを取り巻く実情がそこに表れているからです。
ご飯を大切に思わない家の人の気持ちが、
そこに表れていますよ、と何度も話されました。

お百姓さんが寒い日も暑い日も、
八十八もの手間をかけて作られたものです、
「一粒のご飯でも大事にしなさい」と聞かされました。

最近の我が家の台所、ご飯粒がよく流れています、
食べ物を粗末に扱っています、
いつか天罰が下ることがあるかも知れません。

日本人のもったいない思想は、
世界の人には宗教のように見えるそうです。
# by grand-ant | 2005-09-26 05:31 | 想い出

遠足

遠足のことは4月3日にも少し書きました。
http://sa98na.exblog.jp/m2005-04-01/#112950
三瓶山へは毎年行きましたから4回行っています。

Netの地図で見ましたら片道12km もあります、
山育ちの子供たちだから平気だったのでしょう、
私は毎年しんどい思いをしていました。

5年生以下の低学年は8kmぐらいの
江川(ごうがわ)の河川敷へ行っていたようです。

三瓶まで12kmと言っても山越えです、
平地にはないしんどさです。
そんな山道でも所々には家があって、
どんなお仕事をされていたのかと考えてしまいます。

家の周りには柿の木や栗の木などがあって、
貰って食べながら歩いたような気がします。

遠足の楽しみも弁当ですが、
遠足で忘れられないことがあるのは帰り道のことです。

友達がおにぎりが残っているけど、
食べないかといって差し出してくれたので、
おにぎりは好きでしたから喜んで貰いました。
一口頬張りましたらびっくりしました、
梅干の変わりに味噌がはいっていたのです。

その頃は味噌は好きでありませんでしたから、
友達には悪かったのですが吐き出してしまいました。
カルチャーショックでした。

おにぎりは梅干、時折刻んだ沢庵、
遠出の時は焼きおにぎりにしたりしていました。
味噌はほんとに意外でした。

今はコンビにでは様々な具の入ったおにぎりが売られています、
高菜漬け、サラダ、マヨネーズ、キムチ、焼肉まであります、
友達の家は1歩進んでいたのではと思うようになりました。
# by grand-ant | 2005-09-25 05:18 | 想い出