<   2007年 11月 ( 1 )   > この月の画像一覧

置き薬


昔、母の実家の先代は旅館をしていた
祖母はそのごろのことを時々話して聞かせてくれた

定宿にしていた富山から来ていた薬屋さん
柳行李(やなぎ ごうり)を背中に背負って一日売り歩いて
夕食の後 引き取ってきた古い薬を袋から出して
薬用のすり鉢に入れて 新しい薬と一緒にしてすり潰し
新しい袋に入れなおして 翌日また売りに行っていた
鼻くそも丸めれば 萬金丹 などと言いながら
祖母はそんな話を面白く聞かせてくれた

○○丸、○○丹、○○助丸、どんな薬だったのだろう
消費期限の来た薬を もう一度売る
明治時代にも、江戸時代にもあったことだ

今世間をにぎわしている偽装の数々
現代に始まったことではない
消費者にはわからなければと
いろんなだましの手口であざむかれてきた

雪印、不二家、白い恋人、比内鶏、日本ライス、赤福、吉兆
挙げてゆけば切がない

薬のように細かく切って混ぜてしまうものは特に信用できない
ミンチ肉、ハンバーグなどがそうだ
加工食品でもブロイラーを地鶏と偽っても味ではわからない

日本では相当数のウサギの肉が流通にのっているらしい
店ではウサギの肉と表示したものは見たことがない
どうなっているのか知りたい
鶏肉として出回っていたりはしないだろうか


[PR]
by grand-ant | 2007-11-10 21:06