昔、母の実家の先代は旅館をしていた 祖母はそのごろのことを時々話して聞かせてくれた 定宿にしていた富山から来ていた薬屋さん 柳行李(やなぎ ごうり)を背中に背負って一日売り歩いて 夕食の後 引き取ってきた古い薬を袋から出して 薬用のすり鉢に入れて 新しい薬と一緒にしてすり潰し 新しい袋に入れなおして 翌日また売りに行っていた 鼻くそも丸めれば 萬金丹 などと言いながら 祖母はそんな話を面白く聞かせてくれた ○○丸、○○丹、○○助丸、どんな薬だったのだろう 消費期限の来た薬を もう一度売る 明治時代にも、江戸時代にもあったことだ 今世間をにぎわしている偽装の数々 現代に始まったことではない 消費者にはわからなければと いろんなだましの手口であざむかれてきた 雪印、不二家、白い恋人、比内鶏、日本ライス、赤福、吉兆 挙げてゆけば切がない 薬のように細かく切って混ぜてしまうものは特に信用できない ミンチ肉、ハンバーグなどがそうだ 加工食品でもブロイラーを地鶏と偽っても味ではわからない 日本では相当数のウサギの肉が流通にのっているらしい 店ではウサギの肉と表示したものは見たことがない どうなっているのか知りたい 鶏肉として出回っていたりはしないだろうか
by grand-ant
| 2007-11-10 21:06
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