シルク印刷


ディスプレイ関係の仕事をするようになって出合った印刷法で、

それまでに知っていた謄写版印刷に似ていると思ったが、

作品は鮮明さと色彩の鮮やかさでは比べるには値しないほどきれい

だった。謄写版印刷はインクの付いたローラーを押さえるように

転がしながら印刷していたのに対し、シルク印刷はゴムのような

ヘラに粘性の強いインクを付けてシルクの上を押さえるように

滑らして印刷する、印刷の原理はそっくりである。


布地のプリント柄や Tシャツのイラスト柄などはほとんど

この印刷法でできている。コーラの瓶などの曲面や 電気製品への

細かい文字など身の回りの品物に沢山利用されている。


もともとはシルク(絹)を利用していたものが今では丈夫な

ナイロン製や極細のステンレス製の布状の網目が使われている。

それらも総称して「シルクスクリーン印刷」と言われている。


謄写版印刷とシルク印刷の合わさった家庭用印刷機に

「プリントごっこ」と言うものがあって私も何年か利用した、

しかし、これもパソコンの普及で製造は中止された。


本格的な(?)シルク印刷の道具を一揃い揃えて、

真似事の印刷で仕事にしたことがあるが今は廃業している。

使わなくなった写真製版の薬品に毒性があるということで、

その処分に困っている。


|
by grand-ant | 2016-03-27 15:20
<< ガーメントプリンター 写真植字 >>