活字


新聞を読んでいて 一文字だけが横になっていたり逆さになっていたりした

のを見ることがあったのはいつ頃までのことだったのか・・

何人もの人が読んで 間違い探しの校正作業をしていても発見されずに

印刷され、配達された新聞を読んでいて、あっと気付かれた人は何人も

居られると思う。

この頃は目にすることが無くなったのは 活字を一文字ずつ拾ってゆく作業

から、コンピューター入力になったからと思われる。横や逆さの文字は無く

なっている。「てにをは」が違うのではと思われるものは今でもありそう。


活字の書体は新聞社によって微妙に違っていた、スポーツ紙などでは独特

な書体があった様に記憶している。一番きれいと思った活字は朝日新聞

で、見出しの大きな活字になると美的さが冴えていた、超扁平や超長体で

それは発揮される。

以来、朝日の愛読者だったが40年続いた購読をやめている、今はラジオと

インターネットで世界のニュースに触れている。


写植の文字に変わってからどの新聞社も文字のきれいさには差を感じられ

なくなった、写植の会社は「写研」と「モリサワ」の二つを知っていたが、

朝日は自前の文字を持っていたように思っている。個人的には「写研」が

きれいだった。

地方紙を含めての新聞社はこの二つの写植のどちらかをベースにしている

はずで、最近の新聞の文字はほんとうにきれいになっている。



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by grand-ant | 2016-03-16 14:01
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