柿渋

10月になってから毎日柿を食べています、
近くの商店街は果物や野菜を売っている店が、
7軒あります、スーパーまで入れると10軒です。

価格競争のお陰で安い柿が選べられます、
そろそろ柿も終わりに近づいて、
中ぐらいの大きさのものが12個で300円など、
考えられないほどの安さです。

皮が黒っぽくなったものなど見かけが悪いですが、
黒いところの皮をむけば立派な柿です。

田舎では渋柿は赤くなってから皮をむいて
吊るし柿にしますが、青いうちの渋柿を取って、
つぶした青柿に重石を載せて柿渋を取り出します。

取り出した柿渋はニス代わりに使います、
竹製のザルに和紙を貼り、上からこの柿渋を塗ります。
何度も塗り重ねると濃い茶色になり、
竹のザルは趣のある大きな容器に変身します。

木材の着色剤に「オイルステン」がありますが、
これと同じような用途に代用できます。
(オイルステンが柿渋の代用品かもです)

防水性、防腐性が備わっている自然素材です、
ザルに和紙を貼って作った柿渋の器は、
収穫したお米を入れてもザルの目からこぼれる事もなく、
他にもゴマ、小豆、大豆、など、いろんなものを入れました。

今はプラスチックの製品でいいものが沢山ありますが、
プラスチックのない時代の生活の知恵から生まれた、
民芸品とでもいえます。

まだ使っておられるかも知れません?

d0007663_18361196.jpg
[PR]
by grand-ant | 2005-11-28 04:53 | 想い出
<< 柿の苗木 うたた寝 >>