包丁研ぎ

「あか切れ」の次に「包丁研ぎ」と思っていましたが、
だいぶ寄り道をしました。

祖母があか切れの手で砥石に水を掛けながら、
包丁と鎌を研いでいました。
「おばあちゃん、僕が研いであげる!」と言っても、
子供にはできん!と言ってさせてくれませんでした。

中央が窪んでしまった砥石で砥ぎ難そうなんです、
いい砥石なら楽に研げるのにと思っていました。
私も自分の肥後の守を研いで見ましたが
刃はうまく付かなかったものでした。

大阪に出て来て何年か経った或る日、
大工さんが砥石を研いでいるのを見ました。
研ぐ面が窪んだ砥石を平らなコンクリートに押し付けて、
砥石を平らに研いでいるんです。

これだ!と思いました、
あの時の砥石をこんな風にして平らに出来たんだ!と
大発見のような気持ちになりました。

過去の時間に戻ることが出来たら、
平らにしてあげられたのにと悔やまれました。

今は包丁を1~2度往復すれば刃が付く便利なものがあります、
セラミック製などは研ぐ必要も無いのでしょう?
こんなことも昔とはだいぶ違います。
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by grand-ant | 2005-11-25 07:21 | 想い出
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