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レコード

中学生の時、
学校でクラシックレコードを聴きました。
先生の机の上に置いた蓄音機でSP盤での再生です。
ベートーベンの「運命」とか
「田園」だったような気がします。

SP盤は1枚の演奏時間は4分程度ですよね、
1曲が4枚~8枚に分かれて録音されていますから、
曲の途中でレコードを取り替えます。

後に出たLP盤に比べると、
聞く生徒も取り替える先生ももどかしいことでした。

透き通った音でなくノイズばかりの曲で、
ポータブルの蓄音機の音質はよくなかったです。

電蓄からステレオに移るにつれ、
レコードの音質はいちだんとよくなりました。
4枚に分かれていた曲も1枚に収まるようになり、
誰でもクラシックを楽しめるようになりました。

モーツァルトなどのクラシックを聴くと、
脳のリフレッシュになると言われます。

クラッシックの曲の中には、
脳を刺激する高音部、低音部が多く含まれて、
聴くことによって、
停滞している脳細胞が活発化するからだそうです。

最近のデジタル化された音質はLP盤のそれと比べて、
温か味がないように感じます。
コンピューター音質とでも言いますか、
耳には聞こえない高音部低音部がカットされていて、
心の奥にまで浸み込み難いようです。

耳には聞こえない音も録りこんだCDも、
その内に必ず出てくるのではないでしょうか。

レコード_d0007663_5162482.jpg
SPレコード(左から俺は淋しいんだ、べサメムーチョ、イタリーの庭、ラ・メール)
by grand-ant | 2005-08-29 05:20 | 音楽
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