3Dプリンター


今まで幾つかのプリンターについて記憶していることを書いてみたけど

すべてが平面に印刷する機械

当初3Dプリンターは立体物に印刷するものではと思っていた

駅前や通りに建てられている彫刻や彫塑のような複雑な表面の造形物などの

立体物の表面にカラフルな図柄を螺旋的にノズルを移動させて印刷する と

そのように思っていたが

全くの思い違いで印刷機と言うよりは造形機と言えるものだった

インクジェットプリンターはインクを細いノズルから噴射するけど

3Dプリンターはインクではなく液状の樹脂を噴射する

薄い層を何層にも印刷を繰り返し指示された造形物を塗り上げるように

制作して行く、小さな造形物であれば家庭でも作れる

ある悪い者がピストルを制作して事件を起こしたとニュースで聞いた

自動車部品、ロケット部品、ほとんどの物を作ることが出来る

出来上がった物の材質が樹脂という欠点がありそうだけど

アルミを噴射すればアルミ製品ができはしないだろうかと考えてみたり

まだ改良される余地はあって未来への可能性はいっぱいありそう

大きくて広い工場であれば切削器具を使わずに大きな部材を制作できる

3Dプリンターはインクジェットプリンターの応用機械

応用は更に進んでどのようなプリンターになってゆくのだろうか


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# by grand-ant | 2016-09-22 07:24

インクリボン式プリンター


初めて買ったMSXパソコン(サンヨーのWAVY77) の印刷方式は

カラーリボンによる転写方式だった

(カラーインクリボン熱転写方式と言うのが正しいのかも)

その後に買ったワープロ(NECの文豪)もこのインクリボン転写方式

リボン(片面にインクが塗ってある)の上をタイプライターで一文字ずつ

打っていくような印字方法

使用済みのリボンを引き出してみると入力した文字が一列に

抜き文字の状態できれいに並んでいた面白い印刷方法

15年前まで使っていたがずいぶん昔のような気がする

その残骸の機械は廃品に出さずに机の下で眠っている

印刷された紙は二本のローラーの間を通ってくるので、はがきなど

少し分厚い紙は WAVY77 の場合は筒状にカールがついて出てきていた

逆に丸めなおして癖を撮る手間が掛かっていた

現在使用しているインクジェットプリンターはそんな欠点も無く

ものすごく使いやすく進化している、インクリボンは高価であったが

現在のプリンターのインクカートリッジも高価であるのは今でも問題点


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# by grand-ant | 2016-09-19 09:10 | 想い出

アイロン熱転写印刷


子供たちがまだ小さい頃熱転写シールを

駄菓子屋のおまけで貰ってきたことがある

ノートや手提げ袋にアイロンで写して遊んでいた

最近でもA4サイズの熱転写シートが売られていて

(A4サイズ3~4枚入りで1,000円ぐらい)

パソコンに読み込んだ好みの図柄を

家庭のインクジェットプリンターでシートに印刷してから

アイロンでTシャツなどに熱転写することが出来る

オリジナルTシャツを1~2枚作ろうと思えば

この方法が安価にできる

ガーメントプリンターなどの印刷に比べると

仕上がりの程度や洗濯にどのぐらい耐えられるかなどで

劣る点はあるかもわからないが利用価値はありそうな気がする

この方法は図柄の左右が反転する

図柄を作成の際はこの点に特に注意しなければならない

文字を入れる場合は裏文字にならないように

あらかじめ文字を反転させておいてから印刷するとよい


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# by grand-ant | 2016-09-18 06:08 | 想い出

ガーメントプリンター

    
先日、Tシャツに印刷するなら「ガーメントプリンター」

こんな広告を見て"ガーメント"とは?と思っていたが

"衣料"のことと分かった


シルクスクリーン印刷の他にどんな方法で印刷するのかと興味が湧き

ネットで調べてみると衣料対応のインクジェット方式と分かった

家庭用に普及しているインクジェットプリンターの改良型らしい

まず、布地に前処理剤をローラーで塗り、プリンターで印刷、

プリントの後に熱による加圧処理をして完成

印刷のための製版と言う工程は要らないけどTシャツを一枚一枚

セットする作業が必要で、インクジェットプリンターの印刷速度は

家庭用のものとそう変わらずに遅い感じがする

50枚~100枚の印刷をしようと思うと相当のコストがかかる

家庭用とか趣味用のプリンターではと思ってしまう

1枚~2枚の印刷にはいいと思うが設備費から考えて

趣味用としての必要性は無いのでは


縫製前の布に印刷して、まとめて切り抜いてからTシャツに仕上げると

コストはずっと小さくできる、

Tシャツにはこれ以外の印刷法が適していると思う


ガーメントプリンターではなく「テキスタイルプリンター」と言った方が

分かり易いのではと思ったが以前から大工場で使用されているらしい



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# by grand-ant | 2016-09-16 09:57

シルク印刷


ディスプレイ関係の仕事をするようになって出合った印刷法で、

それまでに知っていた謄写版印刷に似ていると思ったが、

作品は鮮明さと色彩の鮮やかさでは比べるには値しないほどきれい

だった。謄写版印刷はインクの付いたローラーを押さえるように

転がしながら印刷していたのに対し、シルク印刷はゴムのような

ヘラに粘性の強いインクを付けてシルクの上を押さえるように

滑らして印刷する、印刷の原理はそっくりである。


布地のプリント柄や Tシャツのイラスト柄などはほとんど

この印刷法でできている。コーラの瓶などの曲面や 電気製品への

細かい文字など身の回りの品物に沢山利用されている。


もともとはシルク(絹)を利用していたものが今では丈夫な

ナイロン製や極細のステンレス製の布状の網目が使われている。

それらも総称して「シルクスクリーン印刷」と言われている。


謄写版印刷とシルク印刷の合わさった家庭用印刷機に

「プリントごっこ」と言うものがあって私も何年か利用した、

しかし、これもパソコンの普及で製造は中止された。


本格的な(?)シルク印刷の道具を一揃い揃えて、

真似事の印刷で仕事にしたことがあるが今は廃業している。

使わなくなった写真製版の薬品に毒性があるということで、

その処分に困っている。


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# by grand-ant | 2016-03-27 15:20

写真植字


活版印刷では文字のサイズごとにカタカナ、ひらがな、漢字、欧文の

一揃いの活字を準備しなければならなかったので、活字の保管には

広い場所を占有されるという欠点があった。

写真植字の場合は一つの書体があれば、どのサイズにも、長体にも

平体にもレンズの操作で自在に出力が出来て沢山の「書体」を扱える

ようになった。

印画紙に写真植字されたものが出来上がっても、このまま印刷は出来

ないので、もう一工程の製版が必要になる。


写真植字機は大きな事務机一個分の場所を占めていて、一文字打つ度に

ガチャンと言うような大きな音がしていた。

ガラス板に碁盤目状に配された文字盤を手で動かして希望の文字を

カメラのレンズの場所まで動かしてレバーを押す、この繰り返し。

現在はコンピューター化されて随分小型になって、機能は飛躍的に

進歩していると思う、そうそう、出来上がるまでは確認できなかったも

のがディスプレイ画面を見ながら入力出来るようになったと聞いている。


手書きで文字を書いていたものには、写植の文字は手本になっていた、

朝日の書体にもスポーツ紙の書体にも常に注意を払っていた。


写研は新しい書体を開発するために書体の公募をしていた、30年ぐらい

前のことだったか、そんな経緯を経てからと思うが新しい書体が発表

された、それはスーボ体とゴナ体、そして ナール体、今は当たり前のように

目にしているが、当時は斬新な書体であった。

前の2書体は肉太の書体なので印刷屋さんにとってはインクの使用使量が

増えて歓迎されていなかったと思われる。  その点ナール体は細くて繊細

な感じがロマンチックで好んで使われていた。



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# by grand-ant | 2016-03-20 09:53

街の印刷屋さん


愛知の挙母市(今は豊田市)で下宿していたのが街の印刷屋さん、

2階の一部屋 6畳一間で先輩と二人で1年間を過ごした。

朝、出勤の前に近くの食堂で朝食をとって昼は社員食堂で、

午後4時に仕事を終えて、夕食を済ませて帰ってくると、

職人さんたちが油落としの石鹸で手を洗っておられるのによく出合った

10人近くの職人さん達がおられて大きな街の印刷屋さんだった。


昨年一年あまりにわたって再放送されていた「男はつらいよ」の

前田吟さん扮する博さんの勤める会社が街の印刷屋さん。

活版印刷機が大活躍で、活字を一文字一文字探し出して文章にする、

鉛製の活字を組んでゆく時に活字の文字が横にならないように、

逆さまにならないように注意しながらの細かい作業。

下宿していた印刷屋さんと同じだったので 毎週、土曜はとらさんを

楽しみに見ていた、

さくら役の倍賞千恵子さんは俳優として素晴らしいのに、

歌手としても一流で 一級の歌唱力、どの歌も聞き入ってしまう。

「とらさん」の再放送は終わったけど、動画サイトで彼女の歌を

毎日聞いている。 横道にそれてしまった・・・


今もどこかで動いているだろうか・・活版印刷機、

小さな活字を使って印刷していたことは忘れられてゆく、

博物館でしかお目に掛かれなくなる運命、

コンピューターの普及で生活も仕事もガラリと変わってしまった、

街の小さな印刷屋さんは廃業された所は多い。


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# by grand-ant | 2016-03-18 08:29

活字


新聞を読んでいて 一文字だけが横になっていたり逆さになっていたりした

のを見ることがあったのはいつ頃までのことだったのか・・

何人もの人が読んで 間違い探しの校正作業をしていても発見されずに

印刷され、配達された新聞を読んでいて、あっと気付かれた人は何人も

居られると思う。

この頃は目にすることが無くなったのは 活字を一文字ずつ拾ってゆく作業

から、コンピューター入力になったからと思われる。横や逆さの文字は無く

なっている。「てにをは」が違うのではと思われるものは今でもありそう。


活字の書体は新聞社によって微妙に違っていた、スポーツ紙などでは独特

な書体があった様に記憶している。一番きれいと思った活字は朝日新聞

で、見出しの大きな活字になると美的さが冴えていた、超扁平や超長体で

それは発揮される。

以来、朝日の愛読者だったが40年続いた購読をやめている、今はラジオと

インターネットで世界のニュースに触れている。


写植の文字に変わってからどの新聞社も文字のきれいさには差を感じられ

なくなった、写植の会社は「写研」と「モリサワ」の二つを知っていたが、

朝日は自前の文字を持っていたように思っている。個人的には「写研」が

きれいだった。

地方紙を含めての新聞社はこの二つの写植のどちらかをベースにしている

はずで、最近の新聞の文字はほんとうにきれいになっている。
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# by grand-ant | 2016-03-16 14:01

日本のお正月


日本のお正月を味気なくしたのは百貨店とスーパー

昔の地域の商店街、市場の初売りは6日~7日頃からで

家庭の主婦は食料品をたくさん買い込んで初売りに備えて

おせち料理も工夫をして沢山作り、お正月の雰囲気を盛り上げていた

昭和40年頃からだんだんとお正月らしさが薄らいでいったのは

スーパーの初売りが2日からになってそして元日からも営業するようになった

お正月用の食料を買いだめする必要がなくなり短いお正月になって行った

最近は手作りのおせち料理は少なくなって既製品を買う傾向が広まっている

なんとも味気ない時代になったものだ、どれもこれも佃煮のような味で

お正月のおせち料理の楽しみがいつ頃からか消えて行ってしまった


来年は 三越伊勢丹は元旦、2日と休んで3日が初売りというニュース

お正月らしさが戻ってくればいいのにと、歓迎の気持ちで聴いた

一店だけでなくすべての店がそうなればいいと思うのは私だけだろうか
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# by grand-ant | 2015-12-30 21:16

リコピー


初めて就職した京都の会社で生まれて初めて出合ったコピー機が

「リコピー」(株式会社リコー製)だった

今ではコンビニでも家庭のプリンターでも手軽にきれいなコピーができるが

当時は珍しいものであった、このコピーは今のコピーとは全く違って

半透明の紙にタイプライターもしくは手書きで文章を書き

感光紙と2枚重ねにして機械の中に送り込む

ガラスのドラムの中では水銀灯が点灯し、ドラムに沿って感光紙も廻り

回転しながら焼き付けられる、焼き付けられた感光紙の方を現像液の中に

差し込むと回転しているスポンジのロールの間を通って水分を絞って

向こう側に出てくる、濡れた状態の紙でコピーされて出てくる

その頃はコピーすることを「リコピーする」という言い方をして

私の職場では製図した図面の焼き付け用に多用され、便利に使っていた

写真をコピーしてみると精度は悪かったがそれらしく出来て感激したことがある



何年かのちにファックスなるものが登場した

このファックス機もコピーをしてくれたが、熱転写式で時間が経つと変色して

文字が読めないほどになってしまい書類としての保存には向かなかった

時代が変わって現在では普通紙へのコピーが当たり前になっている

コンビニではトナーを吹き付けるタイプのレーザープリンター

家庭で普及しているのがインクを吹き付けるインクジェットプリンター

インク代が高価という欠点はあるが

フルカラーコピーの写真も瞬時にでき、しかもきれいである

どちらの方式も保存はかなりの長期に耐える品質になって隔世の感がある
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# by grand-ant | 2013-11-10 06:06 | 想い出